我が家の長男クンの話。
「子供の好きな食べ物」の代表である、カレーが嫌いです。
小さいころは毎週のように食べていたのに。
グルメレポーターのいしちゃん みたいに飲むようにカレーを食べていたのに。
(いしちゃんは「カレーは飲み物」といってるみたい)
原因は「?」。
調理が簡単で、毎週食べさせていたせいかもしれない。
(ダンナが連れて行ったカレー屋におこさまカレーがなく普通のカレーを食べさせたのが原因じゃ…?と私は思ってるけど。
その時期以降「カレーはからいから たべない」といい始めたし…)
私も諦め「どうせカレー嫌いなんだから食べないでしょ?」と、長男クンに時々言っていました。
カレー嫌い歴約2年。
もうそろそろ卒業しないと給食食べられなくて困るよな…と思い始めました(私=母が)。
先日、子供の好きな仮面ライダーウィザード のカレーを購入。
パッケージを開封せずに、そのまま食卓に出してみました。
(開封して中身を出しちゃうとだたのカレーになってしまうので)
長男クン大興奮!!「やったー!!シール入ってるねー!」
…そっち??(笑)
でも。
自分で開封してごはんにかけて食べました。
カレー食べたよ…!!
キャラクターの力は絶大です(母の力よりも(´▽`;)。
おかわりもしました(よかった、2パック入りで)。
それで気づきました。
長男クンはカレーの味自体は嫌いじゃなかったんだ…。
まわり(特に私=母)から、「長男クンはカレーがきらいなんでしょ」と言われていたから、
「あぁ、ぼくはカレーがきらいなんだ…」と刷り込まれていたんだ…と。
『言葉の力』ってすごい。
人の気持ちをいい方向にも悪い方向にも簡単に変えてしまう。
子供に対してもそうだし、どんな人に対しても、「言葉の力」って大きいんだなって思いました。
カレー嫌いを克服した長男クン。
今では時々食卓に出てくるカレーをちゃんと食べてくれます。
今は、「カレー好きだね!どんな食べ物でも、食べてみないと味はわからないね!」という言葉が彼の心に刷り込まれていると思います。
…ただ気になるのは、
キャラクターのカレーは食べるけど、給食のカレーは残しているらしいこと。
まだ克服した、とは言えない!?
でも、「ぼくはカレー食べられるんだ!」という言葉の力で、これから食べられるようになってほしいな。
言葉は、簡単につたわるけど、その力は想像以上。
信頼している家族からの言葉はその数倍の力を持つ。
子供の可能性を引き出してあげるためにも、
それを妨げないように上手く「言葉」を使っていこう。
(もちろん子供だけでなく家族、友人にもね。)