二児の母をしています。
母子3人のお風呂_母が一人先に入る
先日、次男クンのあまりのワガママ…というか思い込みに驚き&あきれてしまいました。
「お母さん、先にお風呂行くから、呼んだら二人とも入ってきてね」。
我が家ではよくあること。
(もちろん家の戸締りはしてからお風呂に行きます)
いそいそ自分のことをすませ、子供を呼ぶと、次男クンの泣き声が。
「あぁ、またケンカしてるのかな…」と静かに聞いていると、
「ほら!はやくお風呂行くよ!!」と長男クン。
どうやらケンカではなく、次男クンがお風呂拒否をしている模様。
いつまでたっても来ないので、「【長男】だけでもいいから来て!!」と半分怒りながら叫ぶ私。
あぁ、機嫌悪くなるなら、始めから次男クンを連れて入ればよかった…。
「ワガママ」なのか「甘え」なのか
「【次男】がね、『お母さんがいい』っていうんだ」と長男クン。
なるほど、お母さんのお迎えがないとお風呂に入らない、とワガママをいっているのか…。お母さんはお風呂に入っているのを知っていて(-_-メ)
まぁ次男クンにはよくあることなので、ちょっとの間 放っておきました。
しかし、今回はかなりガンコ。
「一人じゃさみしいよぉぉぉ~(泣)」
とリビングで泣いている次男クン。
「…じゃあお風呂に来てー」とお風呂からさけんでも、
「お母さんが来てくれないとイヤだー!!」
「一人じゃさみしいよぉぉぉ~(泣)」
以下繰り返し。
昼寝もしなかったし、眠くて自分でも感情をコントロールできないのかな…
眠くて甘えたいのかな…
と、気付いてはいましたが…。
ワガママ言っているんだから、自分でお風呂に来るまで放っておくか、
眠くて甘えているんだから、いったんお風呂から上がり、次男クンを抱えて再びお風呂に戻ったほうがいいのか…。
ワガママと甘え、境界が難しいです。
「あぁ、リビングの小窓開けっ放しだったな…外に聞こえているだろうなぁ…」と、
ちょっとは気にしつつも、今回は放っておきました。
(泣きながらもお風呂に来てくれるだろう、と次男クンを信じて…)
ガミガミ叱らなくても大丈夫! 子どもの「わがまま」で困ったときの言葉かけ
次男クンがお風呂に来ないワケ
結局、長男クンがお風呂から出るまで、次男クンはリビングで泣いていました、ずっと。
リビングに戻り、次男クンと話すと、
次男:「足が無かったからいけなかったの!!」
私 :「?」
次男:「足のボタンを押さないと、足が出てこないの!!」
私 :「…。じゃあ自分で押せばよかったでしょ。お母さんがお風呂にいってることは知ってたよね??」
次男:「手もなかったの!!」
私 :「(まさか…)」
次男:「手のボタンを押さないと、手が出てこないの!!」
私 :「(やはり…)」
…で、自分じゃ押せないから、その「手のボタン」やらをお母さんに押してほしかったそうです。
…そうでしたか…(-_-;)
怒らず話してわかった次男クンの「信じていること」
「お母さんがお風呂に入っているのを知っているのに、お母さんにボタンを押してもらわないと、お風呂に行けない、というのは、『ワガママ』っていうんだよ」と言っても、
「でもボタンが…。」
こちらが真面目な顔して怒っても、ここまで言い続けるということは、ふざけてるのではなく本当に「ボタン」を信じているのかも、と思い始めました。
で、聞いてみました。
どうやら…
・次男クンは ロボット人間 だそう。
・ボタンは 手 足 頭 にある。
・突然 ボタンがOFFになる
(ここがやっかい。今日のお風呂のときもこの現象がおこった模様。)
・幼稚園では、ボタンは無い
(幼稚園の服にはボタンはついていないそうです。恥ずかしいからボタンはついていない、とのこと。←ここはかわいらしい(笑)。でも、じゃあ家でもボタン無しにしてよ…)
・寝ると自動でOFFになる
だそうです。
ボタンが突然OFFになるのがやっかいです。
OFFになると動けないそうです。
なので、頭を洗ってあげながら(反省したのか迎えに行ったらお風呂に入った)、
「お願いだから、起きてるときはずっとONにしておいてね」と頼んでおきました。
「わかったー」と快諾した次男クン。
…ほんとかな?(笑)
ワガママか甘えか思い込みが激しいのか
ここまでくると、ワガママなのか甘えなのか思い込みが激しいのかわかりませんが、
真面目に怒っても、ガンとして「ボタンが…」と言い張る次男クンを見ていて「フザてるワケじゃないな…」ということは確信しました。
…てか、一人になって「さみしー!!(ToT)/~~~」と泣きながらも、
「手のボタン」という架空のもの設定を貫き通す、次男クンの頑固さ・ワガママ 具合には、驚き&呆れました。
そして、その設定を前提とした、理論的な理由(手がないから足のボタンも押せない、というような理由)を話す次男クンの話術?話す力?には、ある意味感心しました(^_^.)
これからは、この「ボタン」が突然登場してこないのを願いつつ、うまく機嫌をとりながら、でも子供に振り回されすぎないよう、子育てをしていきたいと思います…。
口ゲンカできるようになったことも「成長の証」
赤ちゃん時期に多く見られる、「訳の分からないグズり」などは減りましたが、
しゃべるようになり&頭も働くようになると、こんな頭脳派?な口ゲンカをすることがでてきました。
これも、「成長の証」なのでしょうね。
でもこの時は心が疲れて素直には喜べなかったけど…(笑)
今回は、次男クンの創造上の「ボタン」の話題で、ちょっとわかりにくかったかもしれませんが、
とにかく
・「ワガママ」か「甘え」か「思い込みが激しく真面目に反論」してるのか、見極めるのは難しい
・口ゲンカできるようになったのは「成長の証」
・頭から怒らず、子供の話を聞いてみると子供の本音がわかる
・うまく機嫌をとりながら、でも子供に振り回されすぎないよう、子育てをしていきたい
ということが言いたかったわけなのでした。
こうやって落ち着いて書くと、子供の成長に気付いたりと、
いろいろわかることがありました(^_^)