引っ越しました
二児の母をしています。
今年の3月に引っ越しました。
望んでいない引っ越しでした。
その日は突然やってきた
昨年秋の平日のお昼。
仕事中のパパさんから突然電話がかかってきました。
普段の日中の連絡はメールがメイン。
「何かあるな…」。
パパ:「異動することになりました。」
と、やけに丁寧な口調。
私 :「どこに?」
パパ:「****。」
一瞬止まりました。
それは生活環境も気候も全く違う土地。
距離もかなり離れている…。(国内です)
まず考えたのはこどものこと
期限の無い異動とのこと。
次にどこに異動になるかわからない…(支店は全国にある)。
後々、お友達に「単身赴任は考えなかったの?」と聞かれましたが、
子どもたちの年齢を考えると、「今ここで離れたら、もう父親にくっつかなくなるかもしれない」と思い、
あまり迷うことなく家族全員での引っ越しを決めました。
でも動揺してはいけない
この話を聞いた日は、次男クンのお迎えに行っても、「心ここにあらず」で上の空でした。
いろんなことが ぐるぐるぐるぐる頭の中で回り始め、「あれはどうするんだろう」「これはどうなるんだろう」と急に色んな事が気になり、頭がフル回転し始めました。
引っ越しの話は聞いたものの、イキナリ話すことはできないので、
子供たちの前ではそんな表情を見せず一生懸命平静を装い「いつものお母さん」をやっていました。
パパの引っ越しは一か月後
『会社の転勤あるある』なのかもしれませんが、
パパさんが言い渡された時点で、異動まであと一ヶ月。
一か月じゃ家族みんなの引っ越しの準備はできない…。
ということで、先にパパさんには引っ越しをしてもらい、
キリのいい学年末の3月までプチ単身赴任をしてもらうことにしました。
同時に、私・長男クン・次男クンの 母子三人生活もスタートすることに。
異動の電話の日以降話し合って決めました。
引っ越すことを父親から子どもに話す
プチ単身赴任を決めたので、まずお父さんが引っ越すということを子供2人に話さなければなりません。
しかも早めに。
この時点でこの土地でパパさんと子どもが会えるのはあと一ヶ月しかない。
なかなか言うきっかけがつかめないパパさん。
しかし時間は過ぎていく…。
その間 私は少し(かなり?)イライラ・もやもやしましたが、
「私から言うよりもパパさん本人から子供達にしっかり伝えてほしい」、とお願いをしました。
だって先に引っ越すのはパパさんだから。
だって引っ越すことになるのはパパさんのお仕事の転勤なんだから。
「引っ越しは私=母のせいじゃない」ということを言いたいのではなく、
本人=パパさんの口から言ったほうが、これからの「父-子」の関係のためになると思ったからです。
そして家族みんなの関係にも影響してくるような気もしたからです。
(漠然としてますが)
「引っ越し」_子どものきもち
大好きな手巻き寿司を食べながら、
パパさんは 子供達とあまり目を合わせることなく、
「聞いてほしい『はなし』があるんだ」と、切り出しました。
お父さんが仕事をする場所が変わって引っ越さなければならないこと。
とっても遠いから長男クンや次男クンも3月までこの家に住んでそれから引っ越してほしいこと。
ゆっくりと、淡々と…というより、自分に言い聞かせるような感じでパパさんは話しました。
子供達はじっと聞いていました。
「『はなし』ってなにー??♪♪」と、何か楽しい事を教えてくれると思っていた子供達。
一瞬にして表情が変わりました。
まだ幼い次男クンも一生懸命考えているようでした。
パパさんが話し終わった瞬間、何を言うかなと静かに黙っていると、
次男クンが
「それじゃあ このおうちから パパいなくなっちゃうの??」
というとシクシクし始めました。
意外でした。
自分が引っ越すということ、幼稚園や友達と離れるということを先に考えるのかと思っていたのに、まず第一にお父さんの事を心配した次男クン。
そのことにとても驚きました。
一方、長男クンはじっと黙って目を赤くして静かに聞いていました。
一生懸命何かを考えているようでした。
長男クンの性格上あまり色々喋らないのは分かっているけど(小さい頃は「ああ言えばこう言うタイプ」でしたが…成長ですね)、
自分の中で一生懸命考えるタイプだとわかっているけど、
ぐっとこらえて静かに静かに一生懸命を考えている姿には本当に心を打たれました。
母である私は、どうすることもできないけど、ただ黙ってじっと聞いて
「そうだねみんなと離れることになるね」「ここの家を離れることになるね」と、
子供達二人の話を聞き入れてあげるのだけで精一杯でした。
私だって悲しい。
でも、「引っ越すことになって『ごめんね』」とは言いませんでした。
謝ってしまうと、ますます引っ越すことをネガティブに考えてしまいそうな気がしたからです。
最後まで二人は大泣きすることはなく、ぐっとこらえて一生懸命考えて答えを探しているようでした。
「あともうちょっとでお父さんが先に引っ越すから いっぱいいろいろ遊ぼうね!」
「ここのお友達と、新しいところのお友達で、二倍になるね!」など、最後は前向きな話をして夕食が終わりました。
新しい生活のはじまり
結局、引っ越し作業や家探しなどで、パパさんは出入りが激しくあまり子供と一緒に遊ぶことができない一ヶ月でしたが、
ここから私たち家族の『プチ単身赴任&3人母子生活』が始まりました。
続きはまた今度。
これから引っ越しに関する話題が多くなると思いますが、よろしくどうぞお付き合いください。
引っ越しました_子どもに引っ越す話をしたときのこと
- 引っ越しました
- その日は突然やってきた
- まず考えたのはこどものこと
- でも動揺してはいけない
- パパの引っ越しは一か月後
- 引っ越すことを父親から子どもに話す
- 「引っ越し」_子どものきもち
- 新しい生活のはじまり
- 引っ越しました_子どもに引っ越す話をしたときのこと
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